BMWがサステナブル企業へ出資

「BMW i Ventures」は、CO2排出削減のため”Natural Fiber Welding”社とタッグを組みました。

BMW Invests In Vegan Leather Company To Help 'Decarbonize' The Car IndustryQuoted from “Plant Based News”

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 BWMグループのベンチャーキャピタル部門”BMW i Venture”は、持続可能な素材を扱う企業”Natural Fiber Welding”社への投資を行いました。同社はプラスチックを使用しない発泡スチロールや繊維製品、分解可能なヴィーガンレザーなどを製造しています。

同社は他の産業からの副産物を利用し「MIRUM」と呼ばれる植物由来のレザーを製造しています。副産物の例を挙げると、ココナッツの水や油を製造する際に発生するココナッツハスク繊維、ワインの栓を作る際に発生するコルクの粉末など幅広く、これらは耐久性、耐摩耗性に優れており完全なリサイクルが可能です。

BMW i Venturesは、Natural Fiber Welding社の製品は動物性の革と「同等の性能」を持ちながら、他の種類の革の欠点を克服しているといいます。またネット上では「従来のレザー生産にはかなり解決すべき点が多く、環境に重大な悪影響を及ぼす可能性がありました。」と述べています。また石油化学製品を使用したレザーは二酸化炭素の排出量は少ないものの、リサイクルが難しいという問題があります。

両社はBMWグループのサステイナビリティ目標を推進するため、戦略的パートナーシップを構築しています。BMWグループは、バリューチェーン全体での二酸化炭素排出量削減を目指しています。

未来のため「真のサステナブル」

BMW i Venturesのマネージング・パートナー”キャスパー・セイジ”(Kasper Sage)氏は、以下ように述べています。

「Natural Fiber Welding社は、レザーや繊維など100%天然由来でリサイクル可能な素材に変換することができる革新的なプロセスを開発しました。拡張性に優れ、コスト面での競争力があるプレミアム品質のレザーの代替品をとり扱うということは、自動車産業の脱炭素化を進めるためのキーとなるでしょう。

今回の資金調達によりNatural Fiber Welding社は、素材生産をバッチ処理から商業的なロール・ツー・ロール生産へとスケールアップすることができます。

 

Natural Fiber Welding社の創業者兼CEOである”ルーク・ハバーハルス”(Luke Haverhals)氏は、今回のパートナーシップを「光栄に思います」とコメントしています。

「BMW i Venturesは製造業や運輸業の分野で活躍する企業を支援しており、Natural Fiber Welding社にとって優れた投資家でありパートナーです。」

「私たちは自動車という新しい市場への拡大を続ける中で、彼らの支援を受けられることを光栄に思っています。天然由来の高性能な素材は、脱炭素化と「真の持続可能」な未来の実現へ大きな影響を与えることができるのです。」