
批判を呼ぶ代替肉の塩分量、じゃあ肉は!?
代替肉は塩分を多く含むとの理由で、多くの人が不健康だと非難しています。
Quoted from “Plant Based News”
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人気急上昇中のプラントベースミートには、多くの量の塩分が含まれていることが新しい研究で明らかになりました。現在発売されているプラントベースミート食品の約4分の3は、イギリスの塩分基準を満たしていないとされています。
またプラントベース食品は、動物性食品よりも優れた栄養プロファイルを誇っているとされていましたが、塩分量を減らす努力が必要だと研究者は指摘しています。
プラントベースミートの塩分
今回の研究では、アルディ(Aldi) リドル(Lidl) モリソンズ(Morrisons) テスコ(Tesco) セインズベリー(Sainsbury’s) プラネット・オーガニック(Planet Organic) にて販売されている207以上のプラントベース製品や、ミートボールやミンチ、ソーセージ、バーガーを含む168の動物性製品が対象となりました。
結果、製品に含まれる塩分は、動物性製品と比較しプラントベース食品の方がはるかに高い数値であることが判明しました。
一方、飽和脂肪酸の量は、動物性製品の方がヴィーガン製品よりも2倍以上多く、動物性製品のハンバーガーは、約4倍高い数値であることも判明しました。
動物性 VS 植物性
プラントベースミートに目を向ける人が増えるにつれ、その原材料が問われるようになりました。多くの場合、プラントベースミートは「超加工品」と定義され、香料や乳化剤が添加されていると悪者扱いされています。
しかし一方で、高い食物繊維やタンパク質を誇っていると称賛されることもあります。例えばこの研究では、肥満とプラントベースミートとの間に関連性があるという「証拠はない」としています。
研究者たちは、特にプラントベースミートが「急速に」成長しているカテゴリーであることから、全体的な塩分含有量を下げるためにさらに努力することを最終的に求めました。