牛肉輸出国が国連サミットで食肉産業を擁護

多くのメディアや科学者が、アマゾン熱帯雨林の悲惨な森林破壊の原因は食肉産業にあると非難したことを受け、食肉産業を擁護する声が上がっています。 

The world's largest beef exporters are set to defend the animal agriculture industry at a UN food summit this month.Quoted from “Plant Based News” 

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世界最大の牛肉輸出国のうち南米の国々は、7月末に開催される国連食料システムサミットで畜産業を擁護する予定です。

その中には、ブラジル、ウルグアイ、パラグアイが含まれており、報道によると彼らは畜産業に対する批判に対抗することを計画しています。

畜産業への擁護

ローマで開催される「フードシステム・プレサミット2021」に向け、食肉や乳製品産業の環境への影響に対する世界的な懸念を受けて、南米の国々が参加します。

ロイター通信によると南米の国々では、反牛肉消費の「シナリオ」が生みだされることを懸念しているとのこと。ルゼンチン、ブラジル、チリ、パラグアイ、ウルグアイの代表を務める、南部農業評議会の議長、サンティアゴ・ベルトーニ(Santiago Bertoni)氏は、ビデオ会議でこのように述べています。

「議論の場に我々の地域の意見が十分に反映されていないことに懸念を抱いています。偏った決定がなされることがあってはなりません。」

牛肉の輸出

ブラジルはウルグアイやパラグアイと同様、世界最大の牛肉生産国であり輸出国でもあります。さらに中国やイギリスへの主要な牛肉供給国でもあります。昨年、イギリスの「鶏肉依存」がブラジルの森林破壊を促進しているという報告が表面化しました。 

アマゾンの火災

2020年にブラジルのアマゾン熱帯雨林で大規模な火災が発生した原因は、畜産業にあると報告が相次いでいます。

挙げられる原因に、牧畜のために土地を切り開いている農家にあると指摘する人もいれば、極右のジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領にあると断言する人もいます。

しかしベルトーニ氏は気候変動に関して、このアマゾン地域は「そこまで」関与していないと主張します。ロイター通信によると、温室効果ガスの排出に関しては、この地域はあまり関与していないとのこと。

9月下旬には、ニューヨークで国連食糧システムサミットが開催されます。