大手スーパーの卸工場で腐敗した鶏が放置

Tesco、KFC、Co-opなどに鶏肉を供給している3つの養鶏場で調査が行われ、衝撃の事実が判明しました。

Factory farms investigation uncovers shocking conditionsQuoted from “Plant Based News” 

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イギリスの大手スーパーへの卸を行う養鶏場で「病気の温床」となった鶏が喉の渇きで死んでいたことが、新たな大規模調査で明らかになりました。

テスコ(Tesco) セインベリーズ(Sainsbury’s) リドル(Lidl)など、KFCに供給している大規模な施設の不衛生な実態が明らかになったと調査員が主張しています。

汚染された工場

この調査は、大手ヴィーガン団体「ビバ!」(Viva!)が、ハートフォードシャー、サマセット、ダービーシャーの農場で覆面調査を行い判明しました。

テスコ最大の鶏肉サプライヤーであるアヴァラ・フーズ(Avara Foods)の農場では、3万羽の鶏がずさんな環境で、脱水症状を起こし死んでいました。団体の報告によると「グロテスクなほど太っている」鶏たちは、足が弱すぎて水場にたどり着けない健康状態でした。集約畜産では早く「屠殺体重」に達するよう、過度に急成長をさせるケースが多くあります。

広報担当者はインディペンデント誌(The Independent)に次のように述べています。

「この衝撃的な映像に、死んだ鶏が地面に踏みつけられている様子が映っています。また死んだ鶏はゴミで覆われ、しばらく放置されています。」

工場式畜産

ビバ!の調査責任者レックス・リグビー(Lex Rigby)氏は、以下のようにコメントしています。
「共食いや羽毛の突刺さり、羽毛が著しく失われている鶏たちを見て非常に心配です。イギリスは世界で最も高い動物福祉基準を備えていると、顧客にアピールしていますが、現実は違います。安価な鶏肉への強い依存が、福祉よりも利益を優先するアメリカ式メガファームの増加を招いています。広大な産業用飼育施設が田園地帯に点在し、不必要な苦痛を与えているだけでなく、私たちの健康や環境にも悪影響を及ぼしています。」

認証された養鶏場

これらの農場は、高い福祉基準を保証する機関であるレッド・トラクター(Red Tractor)の承認を受けています。しかし今回の発覚を受けて、さまざまな調査が行われています。

テスコは「この基準を下回るサプライヤーは受入れられない」とコメントしており、モイ・パーク(Moy Park) の広報担当者は、徹底した調査を開始すると述べています。

レッド・トラクターは報告を受け、農場の経営状態を正確に立証できているかどうかを再調査しましたが、すべての農場が条件を遵守していると報告しています。