デンマーク政府がプラントベース・ファンドに1億ドルを出資!

ヨーロッパで市場が拡大し続ける中、デンマークがプラントベース分野で動き出しました。

A bright purple/red vegan burgerQuoted from “Plant Based News”   

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デンマーク政府は、プラントベース食品のイノベーションや教育、販売に特化した資金に対して1億米ドルを投資します。

デンマーク農業省は「プラントファンド」(Plant Fund)を立ち上げました。資金は2030年まで積み立てられ、デンマーク・プラントベース・ビジネス協会が理事に就任する予定です。

デンマークはすでにプラントベースの食品開発の拠点となりつつあり、「Naturli」「Dryk」「Cavi-art」といったブランドが、従来のプラントベース食品に代わる革新的でおいしい食品を提供しています。例えば「Cavi-art」は、海藻キャビアを専門としています。

しかし、これらの商品にはまだ改善の余地があり、この新しいファンドは、その実現に貢献します。デンマークのプラントベース・ビジネス協会で事務局長を務めるフレデリック・マドセン(Frederik Madsen)氏は、コメントの中で次のように述べています。

「この業界の弱点は、市場が小さすぎるところです。ファンドの資金が主に市場開拓に使われるように努めています 。」

成長するヨーロッパのプラントベース食品産業

デンマークがプラントベースの成長を優先させるのは、今回が初めてではありません。昨年、政府はプラントベースの農業を栽培する農家に9000万米ドルを提供しました。

各国政府はヨーロッパ全域で、プラントベース食品に投資しています。2020年、スペイン政府が支援するテクノロジーファンドが、プラントベースミートのスタートアップ企業「フーズ・フォー・トゥモローランド」("Foods for Tomorrow")に25万ユーロを投資。そして同年、フランス政府は1億ユーロ相当のプラントベースタンパク質戦略を明らかにしました。

現在もヨーロッパのプラントベース食品市場は拡大しており、昨年のある報告書には、2028年までに市場は年平均成長率9.39%で成長すると予測しました。成長を促進する2つの主要な要因として、健康上の利点と動物福祉への懸念を挙げています。

2021年の別の報告書によると、ヨーロッパの人々の約半数が積極的に肉食を減らしていることが判明しており、具体的には調査対象者の37%がヴィーガンやベジタリアン、またはフレキシタリアンでした。また対象者の46%が過去1年間に意識的に肉の消費を減らしていると回答、73%が1年前よりも結果的に肉製品の摂取量が削減されていたことがわかりました。