
畜産廃止に言及するイギリス国会議員まとめ
気候変動を緩和するべく、政府がプラントベースの食生活を奨励しています。
Quoted from “Plant Based News”
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来月開催される国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)を前に、イギリスの国会議員が党派を超えて畜産の廃止を訴えています。
14人の政治家は、環境保護のためにプラントベースな食生活を奨励することを目的とした動議に署名しました。
畜産廃止を誓う国会議員たち
緑の党の党首を務めたこともあるキャロライン・ルーカス(Caroline Lucas)氏や、ジョン・マクドネル(John McDonnell)氏なども変化を求めている議員です。
動議では以下のように述べています。
「より健康的でサステナブルなプラントベースの食生活への移行を促すことで、フードシステムを気候危機との戦いの中心に据えると同時に、生態系や生物多様性へのダメージを回復させることを目的としたプラントベース条約を歓迎します。」
「そしてグラスゴーで開催されるCOP26を機会に、工業的畜産が気候変動に与える悪影響を認識する世界のリーダーとなり、より持続可能なプラントベースのフードシステムに移行するための世界戦略の策定にコミットすることを政府に求めます。」
この提案は食料システムを変えることで気候危機に立ち向かうことを目的とした「プラントベース条約」の取り組みを支援するものです。先月発足したこの条約は、パリ協定の延長線上にあるものと考えられています。
労働党のエマ・ルエル・バック(Emma Lewell-Buck)氏は、ヴィーガンであるかどうかにかかわらず、今回の動議は「非常に重要な問題」であると述べました。
自由民主党のウェア・ホブハウス(Wera Hobhouse)氏は、「2050年までに地球の温度が1.5℃を超えることは許されることではなく、それまでにネットゼロを達成するにはどうしたらよいかを検討しなければなりません。」と述べています。